お疲れ様でした

今日は父のお仕事最後の日でした。
定年退職です。

大学卒業後、今の会社に入社、働き続け、母と結婚したり家を建てたり子供３人こさえたり自分の父や母の両親を天国へ見送ったり子ども３人を大学まで行かせてくれたりしました。

我が家の子供達はみんな父が大好き。
授業参観に父が来てくれると子供心になんだか誇らしかった。
思春期でも反抗期でも「親父バカヤロー！」とか「お父さんの後にお風呂入りたくなーい」とか言う子はいなかったな。

迷ったり、悩んだ時、父が「こっち」と言えば間違い無い、絶対的な信頼感がある。

父がそんな、ザ☆一家の大黒柱であり続けるのは、父の人柄だけでなく、母の父への態度が１番の理由だろうと思う。
母が父の悪口を言ったり、夫婦喧嘩してる姿を見たことない。むしろ、母から聞かされる父の話は、学生時代、父が母をゲットするためにいかに(今ならストーカーで訴えられそうな行為を)頑張っていたかというお惚気話ばかり。
「石橋を叩いて強度を確認後、隣に自ら鉄骨の橋を作って渡る」ようなド真面目な父からは想像出来ないような話ばかりだけれどｗ

社会人になって、初めて「働くことの大変さ」を知り、そして「父の偉大さ」を改めて、新たに知った気がする。

孫３人できて、今はすっかり「じじ」という呼び名が定着したけれど、箱にとって、父はいつまでもずっと、大好きで信頼できて世界で１番の「お父さん」。

お父さん長い間お勤めお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。


本人は隠居したかったみたいだけれど、断れず、４月からはまた別の職場へ。
お体お大事に、これからも元気に長生きしてください。